週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

やるじゃん!2点差を追いついた!

昨日の神戸戦は、まるでJ2降格が決定した新潟サポーターの涙雨のような、晩秋の冷たい雨が降りしきる中で行われました。

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ゲーム前の練習時にも、選手紹介時にも、選手入場時にも、一切の太鼓コールもチャントもしないというG裏コールリーダーの決断。大旗の姿もありません。「90分だけに集中して応援する」っていう意図をボクらは後で知ることになるわけだけど、その意志はG裏全体には伝わっておず、ボクらは「えっ?なんで?」っていう疑心暗鬼の気持ちでゲームがスタートしました。キックオフと同時に応援は始まり太鼓の音も響きだしたけど、ゲーム終了まで選手の個人名は一切コールされませんでした。

まぁゲーム後のゴタゴタも含め、昨日のG裏には「疑問」や「不満」や「怒り」を抱いていたサポが多かったんじゃないかな?ゲーム自体が素晴らしかっただけに、とても残念でした。これに関しては、また明日以降に別エントリーで。

ゲームは前半から、両チーム見応えのある攻防に手に汗を握る展開でした。アルビも首位争いに絡む神戸に対し、見劣りすることなく攻守に頑張っていたと思います。しかし、前半アディショナルタイムでした。神戸得意のセットプレーにやられます。アルビはほんのちょっと集中力が途切れたって印象でしたね。神戸の「半端ない男」に先制点を許しました。

前半を1点のビハインドで終えたアルビですが、この日ボランチのポジションに入ってプレーした元希の動きは本当に素晴らしかったですね。まさにコンダクターという感じでチームを操っていました。守備に奔走し、攻撃の起点となり、360度の方向にチームを把握しながらボールを捌くその姿は、本当に頼もしかったです。

しかし、後半早々にアルビは2失点目を喫します。自陣で奏哉が痛恨のファウルを犯し、PKを与えてしまいます。VARの判定も入ったわけだけど、あれは神戸の選手の倒れ方が上手かったですね。悔しいけれど、神戸が1枚上でした。そしてまた「半端ない男」にPKを決められました。これで0−2です。

「あ〜あ、いつもの負けパターンか」「今日もやっぱりダメだったか」って落胆しかけてゴメンなさい。昨日のアルビは違いました。特に後半途中から、モラエス、堀米、高木、若月が投入されると、俄然攻撃が活性化しました。

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後半74分にモラエスとの連係から、島村が移籍後初ゴールを決めました。島村はホーム最終戦の柏戦では出場できませんから、ホームでのラストチャンスだったわけですね。よくぞ決めてくれました。よく走ってもいたよね。モラエスもホントよかったですね。ワントップのポジションがブーダからモラエスに交代となり、まちがいなく攻撃が活性化したと感じました。

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そして、後半アディショナルタイムに若月がやってくれました。元希の絶妙のパスに反応し、落ち着いてゴールネットを揺らしました。同点です。G裏も大興奮です。いやぁ〜若月は逞しくなりましたね。スピードも一段とアップした感じです。「アカツキの超特急」ならぬ「ワカツキの超特急」だな。

まぁ残念ながら「2点ビハインドからの大逆転劇」とはならなかったけど、サッカーのゲームとしてはとても面白く、興奮し楽しませてもらいました。選手たちの意地を感じましたね。「これがシーズン中盤ならなぁ…」なんて、それは言うまい。

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「プロとしての生きざまを見せたい」「『なんだよ、今更かよ』という声があるかもしれないが、3連勝を目指してやれることは全てやりたい」と語るキャプテン・ゴメス。プロサッカー選手としての矜持ですね。その言葉を信じます。試合後のゴメスのインタビュー映像(「モバアルZ」)は、本当に胸熱です。必見です。たいしたものです。

残り3試合。まずは次節に湘南を叩き、最下位脱出だ!