ホームでの清水戦にも敗退し、J1残留に向けて絶体絶命のアルビです。今朝の新潟日報には、ベテラン高木善朗選手に関する記事が掲載されていました。
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J1復帰の立役者の一人であるMF高木善朗は「昇格させた選手たちと一緒にまたJ2に落としたくない」と危機感を強める。(中略)横浜FCは、最下位の新潟にとって“裏天王山”となる。高木は「勝ち点3を取らないといけない。どれだけそういう雰囲気で練習をやれるか。もっと鬼気迫るように」と話す。
気になっているのはチーム全体のパスの質。例年なら起きないミスが起きていると感じる。切り替えの速さも大事だが、まずは簡単にボールを失わないことが大切だと説く。
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土壇場の状況下でチームを引っ張るのは、やっぱりベテランなんでしょうね。古い話で恐縮ですが、ボクは1972年ミュンヘン五輪での男子バレーボールの準決勝を思い出しています。
1964年・東京五輪の「東洋の魔女」で一世を風靡した女子バレーの影に隠れながらも、東京で銅メダル→メキシコで銀メダルと着実に力を付け、念願の金メダルを狙ってミュンヘン五輪に臨んだ松平監督率いる日本男子バレーボールチーム。優勝候補の日本の前に立ちはだかったのは、準決勝で対戦したブルガリアでした。2セットを連取され3セット目もブルガリアにリードを許す、絶体絶命で敗色濃厚な展開です。

この絶体絶命のピンチに松平監督がコートに送り込んだのは、既に絶頂期を過ぎベンチを温めていた東京五輪時代のエース・南選手でした。「ムードを変えて、流れを日本に引き寄せること」を自覚してコートに立ったベテラン南は、主将の中村祐造とともにオーバーアクションを交えながら走り回り、若手を励まし続けました。サーブ権を取っただけで、大喜び。流れを変えた日本は奇跡の逆転勝利を遂げ、念願の金メダル獲得へと突き進むのです。
なんかね。このチームの絶体絶命のピンチを救ったベテランの存在感が、今のアルビレックスと重なるのですよ。そしてアルビのこのピンチを救うのは、あの苦しい時代を乗り越えJ1再昇格を成し遂げたベテラン勢だと思うのです。ヨシくん、史哉、そしてもちろんキャプテン・ゴメス。このベテラン3選手が、きっとチームに喝を入れてくれます。気持ちでチームを引っ張ってくれます。存在がチームに落ち着きを与えてくれます。
ボクはそう信じています。そう信じたいです。